
信州プレミアム 伝統完熟 サンふじ 予約スタート致します
いつもM.i.M GARDENS -宮下果樹園-をご愛顧頂き誠にありがとうございます。
紅葉の季節も終わりに近づき、冬へ着々と近づいてる今日この頃、昼夜の寒暖差が激しくなっており、りんごは生理現象として種子を守ろうと、氷点下になっても凍らないように自分で糖度をあげ、実を引き締めて育ちます。
そんななか当園一番人気のりんご 【サンふじ】の季節がやって参りました。
サンフジは世界で最も人気の品種で、甘さと酸味とのバランスが良く果汁が溢れんばかりのジューシーで、皆さま好きな蜜も入りやすい品種です*
しかしサンふじの中でも品種が無数に別れていおり、街の人々、生産者に楽をさせるべく、色づきがいいように...栽培が簡単なように...と品種改良が行われてきていますが、当園はそれは本当のサンふじなのか?と疑問を持ち、栽培は容易ではないが、味は一級品だと先代から代々と継承し、お客様の笑顔が見たい一心で、伝統的なサンふじ栽培に取り組んで参りました。
移り変わる季節や大自然のなかで、
100年以上りんごと共に生きてきた宮下果樹園。
今でもりんごの薪で焚いたお風呂に入りますが、
その炭でコタツや囲炉裏にいれ暖をとり、ご飯を炊き、庭がりんご畑で子供の時から駆け巡り、雨の日も風の日も雪の日も様子を見にいき木に触れて、毎日りんごと一緒に生活をしてきた私達だからこそできるりんご作り。私たちはこう呼びます【伝統完熟りんご】
アルプスなどの山々と、豊富な大自然のなかで生かされることに感謝し、それを愛情で返していきます。
そんな沢山の愛情詰まった 伝統完熟サンふじ お届け致します。
是非、お試しくださいませ。

私達が暮らす長野県長野市豊野町は、約100年前に信州りんご発祥した界隈で、りんごの聖地とされ、近くにはアップルラインと言う、収穫体験のりんご屋さんが数キロに渡って連なっている様は圧巻です。
長野市豊野町は歴史に多くの感動を刻んだ1998年に行われた冬季長野オリンピック会場からほど近い、アルプスやその他の山々に囲まれた善光寺平の北部に位置しており、夏は38度近くまであがり、冬はこれまで最低15度まで到達したこともあるくらいの、盆地特有の寒暖差のある気温をしております。これが果物や農産物が美味しく育つ信州の魅力です。いまも畑から見える雪化粧した北アルプスが綺麗に顔を出しています。
そんな氷点下の気温のなかでも、私たちはりんごの収穫時のとき、選別や皆さんにお届けするりんごのパック詰めなど手袋をしません。
なぜなら美味しいりんごを届けたいからです。
それは熟練した職人が目で見て触って重さを感じて嗅いで食べてみて指で弾いて音を聞いてと、五感で通して最高の一品を選んでいるからです。
なので蜜入りセンサーや選果機なども導入していません。
それこそが職人であり、農家のあるべき姿、クラフトマンシップだと我々は考えているからです。
写真でも分かるように蜜が太陽の光に当てるとこうして光って透けるのです。
美味しいりんごの見分け方はお尻です。

私達の夢は今よりももっと皆さんの周りに当たり前にりんごが食べられて、自然を好きな人が増え、生活の一部にりんごが溢れること。それによって少しでもハッピーに笑顔が溢れる人生になればと考えています。それによって作る側の農家さんが増え、自然を愛し、耕作放棄地が減り、無くなってはいけない第一次産業に活力が生まれ日本が、世界が豊かに平和になっていく。そんな想いを込めて農業をしています。
子供の笑顔のために。将来を担っていくのは今の子供達、そんな今の子供達に美味しく、安心安全にりんごを沢山食べて欲しい、笑顔になってほしいと考えます。
私たちは除草剤は一切使わず、減農薬栽培に取り組み、栽培方法も常に良い方法を模索して努力しております。
りんごにとって一番大事な「土」、有機質を微生物による分解で土壌環境を整え、自然由来の資源を利用し、化学肥料を使用せず、りんごにとって最良の土作りをすることが、美味しいりんごが育つ条件です。

りんごの蜜は何とも綺麗な色をしていて美しいですよね。りんごが完熟すると、葉から送られて果糖に変わる成分が変換できなくなり、そのまま果実内に蓄積されていく、これこそが蜜の正体なのです。
いわば蜜は完熟りんごの証のようなものです。
ただ自然の甘さを持つ蜜ですので、蜜自体はそんなに甘くありません。パイナップルかのようなさわやかな味がします。軽く水洗いしてから、是非丸かじりでお試しください。
ただし、完熟りんごですので、日持ちがしにくくなりますし、蜜は保存しているとだんだんと抜けていくものですので、ご了承くださいませ。

りんごのチカラ
りんごポリフェノールにはコレステロールを取り除いたり活性酵素を抑える働きがあります。またガン予防にも効果があるといわれています。
女性に嬉しいのがこのりんごポリフェノールには、皮膚の老化抑制に効果があると最近の科学的に発表されました。また皮ごとの方がその栄養価は高いことも証明されています。

りんごは長い年月もの間、りんごの実ならせています。りんごを育てられるのは、この自然の恵まれた環境があるからこそ。私が山に行ったり自然と触れ合う理由は、人間の手の入っていない自然や木々がどうやってその厳しい環境下のなか育って行くのか生態系を自分自らの体で感じ目で見て、自然の素晴らしさを伝えたい、そしてその実態に迫りたいと思ったからです。
事実、実際に見たとき、自然の木々がどこも重ならずに太陽に向かって枝を伸ばして、芽が太陽の方向に向いて伸びている様は、より自然に近いりんごの木の作り方にすごく勉強になりました。
自然をまるごと感じ栽培したりんご、農業は人間たちだけでなく、自然環境があるからこそできる産業です。自らが自然を感じ愛し、その素晴らしさを伝えていくべく、これからも精進してまいります。
宜しくお願い致します。
皆さんの笑顔の毎日に少しでも貢献できたらと思います。